結界

 

ハイヒールを履けば直立さえ儘ならぬ貴方。

 

だからこそハイヒールに執着するのよね。

 

不自由の中で自由を操る私、

さぞや貴方には輝いて見えるはず。

 

踏み付けられて、蹴り飛ばされて、

それでもハイヒールに従属してしまう。

 

おまけに第三の脚を硬くしちゃうなんて、

憐れを通り越して情けないわ。

 

貴方の吐き出した何の意味も無い体液から、

私の素足をハイヒールだけが守ってくれたの。

 

貴方と私を遮り、適切な距離を保つ。

 

それがハイヒールよ。

 

貴方のただの執着が、

畏敬の念へと変わる日も近いかしら?

 

楽しみね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大阪・十三 痴女SM倶楽部イルミナティ

         早破