賽の目

 

賽を振る貴方は真剣そのもの。

 

まるで生き死にを賭けてるみたい。

 

貴方がどんな出目を狙ってるかは知らないけど、

ちょっと笑えたわ。

 

出目は貴方の人生そのものを映すように、

みっともなく混乱してたの。

 

だけどそれに秩序を見出したいなら、

私が意味を持たせてあげるわ。

 

賽の目の数だけ貴方を打つ。

 

自分で選んだ数だから耐えれるでしょ?

 

賽は投げられたの。

 

潔く受け入れて頂戴。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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