欺瞞
貴方はまるで鳥の雛みたい。
一切の疑いも無いままに、私の導きに従うの。
あんまりにも私の言動を鵜呑みにするから、
沢山の嘘と虚構を吹き込んでみたの。
貴方のしおらしい態度って、私への信頼が原動力じゃなくて、
疑いを知らない自分にただ酔ってるだけみたい。
貴方の肩の上に乗ってるソレ、
ただの飾りなのかしら?
何だか華の無い地味な飾りだけど、
貴方がそのままでいいなら構わないわ。
ただその飾りの中の空洞を、
嘘で満たすことは止めないけど。
貴方が真実私に向き合える日まで、
貴方を騙し続けてあげる。
事実は小説より奇なり、ってね。
大阪・十三 痴女SMイルミナティ『早破』