厳霜に貞木を識る
春の陽気にあてられたのか、いつも以上に能天気な貴方。
浮かれ気分の貴方の中に、敢えて厳しい冬を送り込んだの。
貴方はみるみる縮み上がって、可哀想なくらい震えていたわ。
だからこそ春の到来を、本当の意味で感謝出来たんだと思うの。
貴方に降り注ぐ恩恵に、何一つ当たり前のものは無いわ。
貴方が感謝を忘れた時、私がそれを思い出させてあげる。
私は貴方のネメシス。
貴方の傲慢を一欠片も残さず打ち砕くの。
覚悟して頂戴。
大阪・十三 痴女SMイルミナティ『早破』