禁断の地

 

ブラックホールみたいな瞳の貴方。

 

どの角度から見ても貴方の瞳は色を変えない。

 

この私が何も読み取ることが出来無いの。

 

でも貴方の躰はとても雄弁、

世界一退屈そうな目をしたまま快楽に震えるのね。

 

貴方にそう告げると、

「貴女の目は太陽の黒点みたいです」だって。

 

意外なものに例えられた私の瞳、

この瞬間から私は貴女の天照大神になったの。

 

いたぶり、いたぶられること以外、

何一つ噛み合わない貴方と私。

 

当然よね。

住む世界が違うんだもの。

 

ここは貴方の高天原。

 

立ち入ればそれだけで厳しい罰が待っているの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大阪・十三   痴女SMイルミナティ『早破』